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緑が辺りを覆い、農家が広がる町『Wind』 六月なので暑さが込み上げる。
その細道に一人歩く青年。白い半袖の服に白いズボン。髪の色は銀色で目は薄い青。
十字架でシルバーのネックレスをしていて右手の人差し指と薬指には高そうな指輪。人差し指の指輪は時計にもなるようだ
青年の名前はクロス・ハート
「暑いですね・・・。」
外の暑さにはかかわらずクロスの顔は微笑んでいた
「宿をさがさないといけませんね。」
流石に疲れているみたいで近くの人に宿の場所を尋ねる。
「あぁ、それならこの先に君くらいの歳の女の子が経営している『風の旅人』ってやどがあるよ。」
「ありがとうございます。」
微笑みを絶やさず礼をいい、その宿に向かう。
【そこに行けば君は・・・】
クロスは声が聞こえたので振り向いたが誰もいない。
首を傾げながらクロスは宿に向かっていった。
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