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楽しい時間はあっという間に過ぎる。 もう気がつけば空は太陽が沈んでいて、人も朝と比べると少なくなってきていた。 僕の心臓はフルマラソンを走った時みたいにばくばくしていて(もちろん実際に走ったことはないが。想像で、だ)隣を歩いている君に聞こえないか心配だった。 信号が赤になり立ち止まる。 「今日は楽しかったな」 「また行こうな」 君は今日も笑いながら言っている。 もう昔からの付き合いだから顔を見なくても、大体のことは分かった。
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