灰かぶりの復讐

5/7
前へ
/21ページ
次へ
お姉さまは、一瞬にして灰かぶりの意図を読み取りました。 しかし、時既に遅し… 灰かぶりは、非常にゆっくりとした動作で、右足を切り落とそうとします。 切れた所に、シャワーのお湯が当たり、痛みが増して来ます。 お姉さまは、なき叫びながら、灰かぶりに再び許しを請います。 「あぁぁぁあぁ!痛いわ!灰かぶり!どうか許して頂戴!」 しかし、それは灰かぶりの狂喜を引き立ててしまい、逆効果となりました。 その声に、灰かぶりの力は更に強まり、骨の手前の肉までを一息で切ってしまいました。 「あぁあぁぁぁあぁ!痛い!痛い!」 肉がシャワーの水に晒されて、痛みは増す一方…。お姉さまが痛みに身をよじれば、今度は別の所にシャワーの水が当たり、別の痛みを産みました。 灰かぶりは、それを見て楽しみました。 それから、右足は放置して、左足に取り掛かりました。 お姉さまは、再び痛みに身をよじりました。 それをみて灰かぶりは、楽しそうに、ブロンドの髪を揺らして笑います。 しかし、灰かぶりは、更に面白いことを思い付き、痛みに身をよじり、暴れるお姉さまを残して風呂場を一旦出ていきました。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

105人が本棚に入れています
本棚に追加