始まりは突然に

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結城 輝…。 「早くゲーセンいこうぜー!!」 こんな遅くにゲーセンなんて… ドンッと背中に衝撃が走った。 冷たい床に倒れ込む私。 「ってぇ…」 「何やってんだよー」 笑った声がする。 あーあ、擦りむけちゃったな…きっと。 膝…ヒリヒリするもん。 「すんませんっ…大丈夫ですか?」 顔が上がらない。 だって上げたら私ってバレる。 嫌だ…それだけは…。 今は会いたくない。 誰とも、会いたくない。
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