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「え…?」
そこには、紛れもなく私が1日中考えていた人がいた。
「俺も掃除当番…」
その言葉にさっきまで私に押し付けていた女の人が
「私だよ!!同じなんて偶然っ」
と言ってウキウキになりながら掃除し始めた。
なんて、あからさまな態度とるから少し笑ってしまった。
「帰ろ?」
「…ん?掃除は??」
「俺じゃない」
シーと人差し指を唇にあてる姿はとても極っていた。
あ…
もしかして…
――私のため?
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