始まりは突然に

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そこに居たのは私と同じ日直だった 「結城…輝…」と隣には女の子。 帰ってないじゃん。 それに彼女とイチャイチャ中なんて腹が立つ。 男の子は元々、苦手。 その中でも結城輝は苦手の最先端。 誰とでも分け隔てなく接するとことか…。 女の子なら誰にでも甘い言葉を発するところとか。 なんだ…、彼女いるんじゃない。 そう思うと彼女が可哀想にも思えてくる。 それに、私は何でここで止まってるんだろう。 早く入って鞄取って早く帰ろう。 そして、また手を伸ばす。 だが、それも直ぐに止まってしまうことになる。
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