始まりは突然に

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だから、驚いた。 結城輝の口から予想外の言葉が発しられたことが…。 「彼女ってさっきの?」 「そうだよ。イチャイチャしてたんでしょ?」 男の子が苦手な私が何故か普通に話せてることが不思議に思えた。 「違うよ」 「違うんだ…って、はっ?!」 「だから、彼女なんかじゃないよ。あの子」 待ってよ…。彼女じゃないなら何でキスなんかするの? え、は…?…え? 私の頭の中は頑張って理解しようとしている。 『違うよ』?? 『彼女なんかじゃないよ』?? じゃぁ、 彼女じゃなかったら何━━?
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