犯人
2/7
読書設定
目次
前へ
/
402ページ
次へ
二月の風が、二人の間を駆け抜けていく。暦の上では、春はもう目の前だというのに、その冷たさは身を竦ませるほどだった。しかし、対峙する人物の一方は、その冷たさに身を震わせたのではなかった。 「あなたが、犯人ですね?」 男の静かな声が響く。 「何のことでしょう?」 女は、ゆっくりと首を振る。
/
402ページ
最初のコメントを投稿しよう!
257人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
137(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!