プロローグ 1

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耳元で目覚まし時計が鳴る。 少女は、ベッドの中から腕を伸ばしてそれを止める。 そして眠たい目をこすりつつ、今何時なのか確認する。 午前7時。 少女は部屋のカーテンを開けて外を見る。 外にはバスケットコートのついた公園がある。 彼女はそこをじっと見ながら、その時が来るのを待ち続ける。 やがて、一台の自転車が公園に入ってきた。 来た…。
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