ボタン

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私は一瞬恐ろしいことを考えたが、すぐに思い直した。 ケンカはしていても、妻のいない生活は考えられなかった。 押さないことを決めたときには、スーツの男はいなくなっていて足下にボタンだけが転がっていた。
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