47人が本棚に入れています
本棚に追加
「おーい琢、紺ちゃーん!」
未だ入り口辺りいたのだが、窓際奥の方から明が呼んでいた。隣には真依もいる。
「おはよ、また一緒のクラスだねーっ」
「真依、おはよ。そうだな、正直嬉しいわ」
「なに、琢。くさいんだけどーっ」
「いや、いろいろ楽だしな。な?紺」
「うん!二人と一緒で嬉しいぞ!」
「えー俺も嬉しいよー紺ちゃーん」
「くねくねすんなよ気持ち悪いな」
「へん!俺はお前と一緒でも嬉しくないもんね!」
「なんなんだよ…お前。そして人に指をさすな。」
明がビシッと俺に指を差して謎の宣言をしていた。
正直こいつらと一緒でよかった。紺とは一緒になると思ってたが、ここまで都合よく固まるとは思っていなかった。
「ほらー席つけーチャイム鳴ってるだろー」
4人で雑談していると担任が入ってきた。チャイム鳴ってたらしい。
俺たちは席についた。ちなみに最初は出席番号なので、俺は窓際から2列目前から4番目。紺は窓際から2列目前から2番目。ちなみに俺と紺の間には、昨年同じクラスだった。須藤君。正直須藤の名字にちょっとうらんでいる。なんでよりにもよって、白木と副島の間の「す」なのか。
最初のコメントを投稿しよう!