2年生

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「おーい琢、紺ちゃーん!」 未だ入り口辺りいたのだが、窓際奥の方から明が呼んでいた。隣には真依もいる。 「おはよ、また一緒のクラスだねーっ」 「真依、おはよ。そうだな、正直嬉しいわ」 「なに、琢。くさいんだけどーっ」 「いや、いろいろ楽だしな。な?紺」 「うん!二人と一緒で嬉しいぞ!」 「えー俺も嬉しいよー紺ちゃーん」 「くねくねすんなよ気持ち悪いな」 「へん!俺はお前と一緒でも嬉しくないもんね!」 「なんなんだよ…お前。そして人に指をさすな。」 明がビシッと俺に指を差して謎の宣言をしていた。 正直こいつらと一緒でよかった。紺とは一緒になると思ってたが、ここまで都合よく固まるとは思っていなかった。 「ほらー席つけーチャイム鳴ってるだろー」 4人で雑談していると担任が入ってきた。チャイム鳴ってたらしい。 俺たちは席についた。ちなみに最初は出席番号なので、俺は窓際から2列目前から4番目。紺は窓際から2列目前から2番目。ちなみに俺と紺の間には、昨年同じクラスだった。須藤君。正直須藤の名字にちょっとうらんでいる。なんでよりにもよって、白木と副島の間の「す」なのか。
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