1.Birthday Present

8/16
7750人が本棚に入れています
本棚に追加
/658ページ
……今、この人何を…… もしかして…… キス……した? あまりにも衝撃的な出来事で固まって動けないでいると、突然威空が叫んだ。 「あーーーっ!!  てっめぇ、何って事してくれてんだよ!! 羽海、消毒だっ!消毒っ!」 そう言うと次の瞬間、私の頬に消毒という名目のキスが次々と威空によって施されていった。 ………汚い。 威空……。 コレって消毒になってないよ絶対。 目を閉じ、顔をひきつらせながら威空が離れるのを待つ。 「妬けてしまう程仲の良い兄妹ですね。」 え? その声に目を開くと、いつの間にか目の前にいたのは森崎 紘だった。 彼がスーツのポケットからハンカチを取り出し、私の頬を力強く拭い始める。 ちょっと…… これはかなり痛い。 ヒリヒリする。 .
/658ページ

最初のコメントを投稿しよう!