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ここは、卒業試験を一年生でも二年生でも出来る、そして合格すれば卒業okというふざけたような制度もある。
確か最高が入学してから一週間くらいだったかな…
とはいえ卒業試験はかなり難しいらしい…留年してもおかしくないレベルだそうだ。
何故一年生や二年生にもチャレンジ出来るか謎すぎる…
武装学校はかなりの数があるからな…
卒業したら軍隊に行ったり、普通に仕事したりするらしい…
俺はどうなるかわからんがな
「<必要なもの>を持った」と俺は言ってたな…
<必要なもの>それは銃とナイフだ
それが俺の普通の装備品だからな
俺は武器なら大体使用出来るかな…
ナイフは接近でもまだ戦闘可能 使い捨てでもokだからな(つまり投げる、まぁ日本刀だろうがどんな刀だろうが投げるだろうがな。場合によっては)
「なぁ翔」
「何だ」
「俺と翔はどうやら一緒のクラスらしいぜw」
「マジかよ…」
「おぃおぃ何で嫌そうな顔するんだよ?」
「炎希…てめぇがすぐにナンパやら色々するからだよ…」
「それしなかったら俺じゃねぇなぁw」
「ちったぁ反省しろ…」
ったく…俺までそういう目でじゃっかん見られるんだよ…
これがクラスに向かう途中のやり取りである
さて俺達のクラスは…1年…K組か…
一番下駄箱から遠いクラスじゃねぇかよ!
ツイてねぇなぁ
あぁ…一年はA~K組まであるらしい…そして一つのクラスに約35人くらいだ
武装学校に来る奴の数は半端ない
「えー皆、俺が貴様等の担任の砕我龍徒」
うわぁー…すげー名前だな…
「学校の説明はもうちゃんと聞いてただろ」
「「へーい」」
「よしじゃあ解散」
マジかよ
ガタガタ…
「さいなら」「さいならー」「さようなら」「お疲れ様でした」
俺も帰るか…
「翔よぉ、こりゃ当たりの先生かもな」
「当たりって何が当たりなんだよ」
「つまり説教とかがない先生だ」
「ほー」
「いやぁしかも女子もいるし、こりゃ期待が持てるなぁ」
今までこいつが成功した姿を見た事がない…ナンパ、女関係についてな
「ま、一年は普通に勉強とかを頑張るわ」
「炎希が勉強?」
「何だ悪いのかよ」
あぁ、そういやこいつ勉強はまだ出来るんだ
「いや別に」
「まずは学年トップ狙うかな」
こいつはやったらマジでやるからな
「じゃ俺はバイトあるからここで、じゃあな~」
「おぅじゃあな」
「ただいまー…」
誰もいない家に言う。
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