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私は最近思うことがある。
それは,この世界の何よりも女以上に恐ろしく面倒なものはない。ということである。
例をあげて言えば,あの
「宮澤風華」という,人類...いや宇宙人の敵である。
あれは異状なほどに自信過剰だった。
世界の中心は私,誰より私が1番と,馬鹿な奴に限ってそういう勘違いをするものである。
具体的に言えば,人前でやたらと歌を歌う。あんなもの言ってしまえば周りにとってはただの雑音だ。迷惑でしかたがない。
人に聞かせるのなら,もう少しましなものを,というのが相手への気遣いだ。
あれには気遣いというものが存在していないのである。
いっそのこと,あれの口内に考えただけでおぞしいようなものを詰め込んでやればいいのだ。
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