深夜徘徊/キケンダイ
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そう、大体1週間程前の夜だ。 親が転勤になり、拓馬が幼い頃から酷く熱々な両親に一人残され、現在一人暮らし中の拓馬はコンビニにふらりと出かけた。 大体一時を過ぎた頃だった。 財布と携帯を持って鍵を掛け、ひんやりとした夜風にあたりながら車も人もいない住宅街を歩く。 灯りの点いている家はほとんど無く、なんだかわくわくする気持ちが膨らんでくる。
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