プロローグ・幼なじみと俺

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正門から少し距離のある校舎に入ると、自分のロッカーへ向う。 馴れた手つきで、ダイヤル式の鍵を片手でガチャガチャと開くと、上履きに履き替えた。 少しして、ヨシザキが「サンダル壊れた」とか、どうでもイイ情報を発信しながら再び合流。 ここは反応しておかないと、また鬱陶しい絡みに巻き込まれかねない。 とりあえずは「へぇ」とか言って、回れ右で歩きだしとこう。 うん、それがいい。
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