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秋「お前さぁこんな庶民学校に黒いベンツで来るってありえねぇから!!」 華「ぁう…だってお父様が…」 私はお嬢様学校やら金持ち学校やらへは行っておらず,極々一般的な公立校に通っている。 お父様が少しは世間の厳しさを…と私に勧めてきたのだ。 受験も普通に受けて実力で受かり,特別な待遇もされておらず,みんなと一緒に日々を過ごしている。 それがまた私にとっては楽なのだ。 秋「…ふーん…んで,いつもあの羊に送ってもらっていると。」 華「執事ね執事!!」 秋「ちょwwおまっwwツッコむなやwww」 華「とにかくっ!!早く入ろうよ~!!」 秋「おぅw」 教室に着くと私の席の前に座った秋都が後ろ向きに体制を立て直し楽しそうに話しかけてきた。 秋「なぁ.華芽ぇ?放課後大丈夫そうか?」
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