タイトルなんて在りませんよ。

１

今日の放課後は秋都が私を遊びに連れて行ってくれるらしい。
そのために私も喜多瀬に迎えはいらないと言ったのだ。

華「うん!ちゃんと歩いて帰るって言ったから大丈夫!!」

秋「ちゃんと遅くなるっつったか？」

華「あ……それは言ってないや…」

秋「バーローｗお前ちゃんとあの執事に連絡入れとけよ!?」

華「うん!」

私はケータイを開くと,喜多瀬にメールを打った。

〈今日,遅くなります。〉

…送信!!
よし!これでぉｋ!!

私はルンルン気分でお昼までケータイを放置して授業を受けた。