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「アギョー、早くしろよ!飯!腹減った!」 「イー、女の子なんだからもっと可愛い言葉を遣いなさい!」 「知るかワカメ!」 「ワカメ!?お前はそのワカメの子供だぞ!」 「嫌だ!」 「嫌ならワカメって言うな糞ガキ!!飢え死にさせるぞ!!」 「はー!?そしたらそのワカメむしりとるからな!」 「なんなら足にヒジキもありますけど、食べますか?バァアアカ!」 「こんの糞親父ぃいいいい!!」 ◇がパチパチと やだもう!最近の子はすぐキレる!! 「イーやめなよ、今ご飯作ってるじゃんかぁ。」 「そうだ。パパはご飯作ってるんだ。いい子にしてろ。」 アーは本当にいい子だ。パパ泣ける。 「チキショ、覚えてろよ!」 「忘れたぁ。」 「ムカつく!!」 そんなやり取りは日常茶飯。最初はどうしたらいいか全然分からなかった。 泣くし、怒るし、パチパチするし…。人間兵器なんて造るもんじゃないと思ったね。面倒だ。 でも兵器じゃなくて我が子として接すれば何も面倒じゃなくなった。全てが愛しい。 「はい、今日は間をとってスペアリブ作りました~。」 「「やったぁ!」」 あー、可愛い可愛い。 「それでは、手を合わせて…」 パンと気持ちいい手を合わせる音。 「「「いただきまーす。」」」
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