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「「「ごちそうさまでしたー。」」」 あー、なぜ食事でこんな疲れるんだ。 食事は取り合い。ちゃんと同じ数食べれるようにしてもなぜか取り合う。殴る蹴るならまだしもパチパチ合戦になるから大変。 「はい、食器片付けるー。」 「「はーい。」」 食器の片付けをさせるのにも一苦労だった。なんでなんでの一点張り。ぶっさらってやろうと思ったよ。でもね、僕紳士だからさ、そんなことできるわけなくて、逆にパチパチでやられちゃった。 アーが食器を運んで、イーが洗う。いや、一応イー女の子だからさ。家事はできないとさ、困るかなって。誰が?将来僕の息子になるやつが。 「できたよー。」「終わったよー。」 「おー、偉い偉い。じゃあ後はパパやるね。」 やるって言っても乾燥機入れて棚に戻すだけだけどね。 「アー、アソパソマソみよーぜ。」「みるー!」 あぁ、今でもやってるんだあれ。バイキソマソは天才だよなー。やつの作るマシーン、凄いよな…。 そんなのんきな考えは、突然のサイレンで遮断された。 「アー、イー、下に行きなさい。」 「「あーい!」」 このサイレンは軍の出動合図だ。正直なところ、僕らの国に被害が及ぶはずがない。この国の防御システムは完璧だ。発明者が言うんだから間違いない。 この国からは常に特殊な音波が発せられている。侵入してこようものなら即分子にまで分解する。言うなれば、原子のくっつきをバラす音波ってこと。そんなのできるのかって?まぁ、僕天才だからさ。 敵も少しは考えたみたいで、機械がダメならと毒ガスやら毒液で攻めてきたこともあったけどそれも即分解させた!
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