第1話 奇妙な光景

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高校合格発表の翌日、俺はいつもより遅く目を覚ました。 昨夜は騒いでたからな、主に俺の両親が。 昨日家に帰ってきて、合格したことを家族に報告すると家族に口をそろえて、 「あのカイトが……?」 と言われた。失礼な。 大変めでたいということで、昨夜は家で合格祝いの会が開かれたというわけだ。 さて、 「よっと。」 俺は体を起こし、いつも通りカーテンと窓を開け、大声で叫んだ。 「バンダナの出番だな!」 ……………………… ふっ、今日もキレのあるダジャレが決まった。
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