図書室での出会い

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私は気が付くと、自然に話せるようになっていた。 途端に嬉しくなって涙が出ていた。 「どうしたの。涙流して?俺なんか酷い事言った?」 「違います。普通に話せている事が嬉しいんです。まともに話した事がなかったから」 「そうだったんだ。俺なんか良ければ、相談にのるから」 私はしばらくその男子と話をした。 話しているとあっという間に時間が過ぎた。 予鈴のチャイムがなった。 「そういえば、まだ名前聞いていないな。俺は陸って言うんだ。よろしくな」 「私は由美。よろしく」 私は教室に戻った。 授業中陸の事で頭から離れなくて集中出来なかった。これが恋っていうのかなっと思った。
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