二話目~田舎むすめの楓~

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色素が足らず、元々赤みがかった、短い髪 そこそこ大きい、胸の膨らみ ちょっと切り傷がある、太もも 都会にいたら、必ずモテる感じの彼女だ 彼女の所に近付き、もう一度シャッターを落とそうとした時だった レンズから、何かを構えて野球のフォームをして、こちらを向いている 「いたっ」 彼女の投げたものは、私のおでこにジャストミートした 「盗撮とは、いい度胸ですね!!」 「俺だ」 「あっ!!あんたか!!」 「ピーマンを投げるな、ピーマンを」 「いやぁ、ゴメンゴメン」 後頭部を掻きながら、笑顔を見せる すかさずこの瞬間にシャッターを落とした 「流石はカメラマンだね」 「この一枚が欲しかった」 「ちょっと待ってて、大豆採ったらすぐ終わるから」 「ちょっと手伝う」 「い~の、あんたは黙って写真撮ってれば」 「…わかったよ」 彼女の収穫が終わる間、ぶつけられたピーマンを拾い、畑の本近くを通っている小川を一枚撮った
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