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「いつきた」
「昨日の晩」
「いつまで“いてくれる”」
「ん??」
「いつまで“いてくれる”」
気が強い彼女だが、ほんの一瞬の隙に、甘えたさが出る
その間、彼女は真顔のため、中々その感情に気付かない
「しばらくはいるつもり」
「“ふぁみれす”…連れてってくれるか??」
「行きたいのか??」
「“かれー”が食べたい」
「いる間に連れてってやるよ」
「…ゆっくりしてくといいさ」
そう言うと、無言で私にざるを持たせる
「あ、ちょっと」
ざるからきゅうりを一本取り、川で洗い、それを食べた
「飯だぞ」
「い~の、きゅうりは別腹!!」
美味しそうにきゅうりを頬張る
「あんたも食べる??」
「いい」
「食べないと大きくなれないぞ!!!」
「もう飯だ」
「しつこいっ!!」
そう言って、ふくらはぎを蹴り飛ばされた
「あ、お味噌汁の匂いだ」
「鼻だけ達者だな」
「へへっ、い~のっ。ただいまぁ~」
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