プロローグ

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永田のインプレッサはスピードを落とし、130km/h程度で巡航しはじめた。 永田 「よかった……オービス過ぎた後にブレーキかけて……」 山下 「そろそろ帰ろうぜ」 そう言って腕時計を見る。もう23時だ。時刻を永田に伝える。 永田 「ヤバい、毎日見てるアニメ始まる」 山下 「そうときたらドライバー交代だ、オレが飛ばすぜ!!」 永田 「無茶言うなアアアァァァァーーーーーーー!!」 山下 「ワッハハハハハハハ……」 こうして、永田の絶叫とオレの高笑い、そしてインプレッサの特徴的なエンジン音はハイウェイのトンネルに消えた。
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