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四丁目の若奥様
「あら、妖精さんにヤヌシさんこんにちわ。」
『「こんにちわー」』
『若奥さんはいつ見ても綺麗ですー。』
「ホント、旦那さんは幸せ者だね。」
ーある日ー
「妖精さん。ヤヌシさん」
『若奥さんどうしました?』
「実はね、旦那がお弁当を忘れてしまったの。私、今手が離せなくて・・・届けてもらえるかしら?」
『(奥さんの旦那が見れる!)お任せあれ!で、何処に行けばいいですか?』
「旦那は三丁目の工事現場にいるわ。宜しくね。」
『「はーい。」』
ー工事現場ー
『若奥さんの旦那さーん!お弁当を持ってきましたー』
「(どんな人!?どんな人!?)」
ヤヌシのワクワク度はピークに達していた。
「おぉ、お前等か。悪いな」
「『!?』」
二人の目の前に現れたのは2号にヘルメットと棒をくれたあのおじさん。
「(なんつー、美女と野獣夫婦・・・。)」
ヤヌシが呆然としてる中、2号はおじさんと弁当を食べていた。
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