1話前半

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―――助けて… あの時みたいに助けてほしい。絶望の中から救ってくれたあの時みたいに。手を差し伸べてくれたその手で。もう顔も覚えていないあの人に――― 敵の視線がこちらのブースターを捉える。腕先からENブレードが展開される。無情にもブレードが振り下ろされる瞬間、少女は叫んだ。 「―――――助けてよっ!お兄さん!!!」 『―――おっさんでもいいなら助けてやる』 (後半へ続く)
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