始業式

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冬が終わり、だんだんと暖かい日差しを感じるようになってきた 出会いと別れとで、みんながなんとなく忙しそうに見える そんな季節 「あ~だり~ 今日から学校かよ」 などと言いつつも準備を進め、学校へ出発しようとしたときだった。 「ん…?」 見慣れない黒い封筒が郵便受けの中に入っていた 「これって…」 慌てて封を開けると中には白い封筒が入っていた 黒い封筒は目隠し的な役割なのだろう 白い封筒をみるとそ こには 任務指令 月影本家 と書いてあった 「はぁ~ まためんどくせぇことになってきやがったな」 と心底嫌そうに顔をしかめた。
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