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「にしてもレストランなんて初めてだよね?こんな格好でも良かったかな?」
緋鷺はクルリと一周して自分の格好を、尚孝に見せる。
「いーんじゃねーのー?」
携帯をいじりながらの適当な返事にムッとするが、これからある食事を気まずくさせたくないと不満を溜飲する。
何にしても普段は金が無いからとファミレスにしか行かない彼氏からの初のレストランのお誘い。
今日は楽しもうと思った。
それからバスに乗り、着く頃にはお腹も時間も丁度いいくらいになっていた。
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