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地下にあるバー…
大人な雰囲気があるけど、どこか妖しさを纏っていて何だかドキドキする。
その角の一角に…何人かの男女が集まっていて、尚孝は軽く片手を挙げた。
「うっす。お待たせ」
それに気づいた女の子が、遅いよー、と甘い声をあげるも背後にいた緋鷺に気付いて首を傾げた。
「だぁれナオ。その後ろの子」
尚孝は緋鷺の肩を抱くとニヤリと笑う。
「俺の彼女」
言われた瞬間、初めて彼女と言われた時みたいにドキドキと胸の高鳴りを感じた。
しかし
「ああ!噂の!!この前京都で一晩6回もやったって子?」
……………え?
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