セルのドヴォ8

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セルは癌で亡くなる1970年に神懸かり的な指揮を、手兵のクリーヴランドと繰り広げている。 1970年は初来日した年でもあり、シベリウスの交響曲2番のライヴ録音は、数多のこの曲の演奏の中でも特別な位置を占めていることは明白だろう。 またこの年にはシューベルトのグレイトを録音し、これまた、スタンダードの地位を得ているのではないだろうか ドヴォルザーク8番の録音は、セルが最後の歳に達した境地を示すこれら一連の演奏のひとつだ。
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