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柊は携帯を見ていて音に気づいてはいない
今がチャンスと勢いよく走って向かう音
「おまたせしました…」
ぜぇぜぇ言いながら柊に言う音
柊はそれに反応したのか見ていた携帯を閉じて音の方を向く
「えっ?wwwおまたにはさみました?www」
「言ってねぇよ、しかも第一声がそれか」
「えっ……音くん…それはセクハラだよ…」
「はっ?」
「イったとか……」
「俺的にはあなたが一番アウトです」
音はそう言うと肩に下げている鞄からビニール袋を取り出す
音はそれをはい、と言いながら柊に渡した
「これは?」
「昨日探してたやつ」
「えっ?でも昨日探したのになかっ……音くん、これは……」
「どうした?」
柊はDVDのディスクを見ながら音に話しかける
「私が探してたのって何だったっけ?」
「何って……み〇みけ おかわりでしょ」
「これ……違うわよ…」
「へ?」
音はそれを聞くと柊に近づき、DVDのディスクを見た
「本当だ……これはみな〇け おかえりだ……」
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