俺の姉がこんなに過保護な訳がない

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「ようやく……目覚めたようね」 ドアの方からドアが開くと共に一人の女性が入ってきた 「んっ?誰だお前は!!」 「地獄からの使者、柊未来!!」 「何だよ柊かよ……」 「何だよって、音"ちゃん"酷いわ」 明らかに何か怪しいものが名前についていた気がする 今なんか"ちゃん"がついてたような気がするが……気のせいだよな 「なぁ、柊」 「なに?音"ちゃん"」 うわぁー、やっぱりついちゃってるよー 俺の名前の後ろについちゃってるよ…… なにがなんだが意味が分からんぞ……… 「なぁ柊、俺はどうしてここに?………何か頬とか殴られたりしたのは覚えているが……」 「えぇ……実は……」 柊は顔下げて眉をひそめた 「実はね……いや、私はやめてって言ったんだよ?」 「うん」 「実は音ちゃんが何故かスラム街に暮らしたいって言って……」 「………」 「私は……「先輩ちょーかっけぇっす!!」って言ったら音ちゃんはスラム街の人に喧嘩売って」 「………」 「そして……殴られて……蹴られて……私を守る為に!!」 「………(汗)」 「そして音ちゃんはこう言ったの」 「柊……いや、未来ちゃん!!俺と……一緒に………コスプレしよ……う」 「無理やり過ぎるわ!!」 やっとつっこめた音
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