俺の姉がこんなに過保護な訳がない

15/24
前へ
/148ページ
次へ
「フフフフ……」 「分かりました!!もう分かりましたから!!」 「これを穿けばもっと分かるよ……フフフフ…」 「やめて!!本当にやめて下さい!!何でも言うこと聞きますから!!……一回だけ」 その言葉に反応した柊は音に半ズボンを穿かせるのをやめた 「ふぅ……わかってくれてねぇ!!」 柊は音のズボンを脱がせて半ズボンを穿かせる作戦に出た 柊の目はもう獲物(いい尻)を見るかのような目をしている 「ズボンは……ズボンはやめて!!股関節が痛いから!!」 「……じゃあ」 「何だ?」 お互いに違う意味のハァハァ 柊は半ズボンを鞄の中にしまって、音の顔をじっと見る 音は柊の顔を見ながらズボンを元に戻す 「付き合っちゃおっか☆」 「………へ?」 「いやだ・か・ら、付き合っちゃおっか」 「なじぇ?」 「一回だけ……」 「?…………!?」 ゴゴゴゴゴゴ…… と効果音がなるように音はまさかと思った こんな事を言った気がする (なんでも……言うこと……聞きますから……一回だけ……) 「まっまさか……お前!?」 「ハァハァ……ん、なに?」 「完全に今妄想に入ってたよな」 「は…入ってない」 柊は垂れたよだれを拭きながら答えた
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

73人が本棚に入れています
本棚に追加