俺の姉がこんなに過保護な訳がない

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ドドドドドド……… 音は恐る恐る後ろを見る そこには見るからにして女性 髪は長く、スタイルよし、顔は目の所にホクロがあり鼻は小さ目だ だが服装は何故か下着にエプロン 裸エプロンではない もう一回 "裸"エプロンではない 女性はニッコリとした笑顔を音に向ける 音はそれを見ずにスッと階段の方に向かう 「音ちゃん……」 「やめて、まじ殴るのは勘弁してください」 「どうして、私はまだ何も言ってないけど?」 「既に……グフッ腹を……」 バシッバシッと音の腹から音が聞こえる 注)ギャグじゃありません 「ほら、ヤンデレだから」 「自分のキャラ設定しゃべったり、エプロン姿で来たり、お前は一体何なんだよ」 「私?私は山本 志保(やまもと しほ)よ」 「いやそんな風に紹介されてもぉ!!」 「何か言った?」 志保は音の腹をぐりぐり拳をひねりながら質問をする 「いえ……何も…」 「よろしい……じゃあ音ちゃんの部屋に行きますか」 志保は音に笑顔を向けるも音は何も反応しない 「お前……胸が……丸……み……え…」 音はそう言って鼻血を出しながら一階廊下で倒れた 普通のタイルの床がどんどん赤く染めあがっていく 「いい……サイズだ…D」
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