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「ちょっと、Dってなんで分かるの!?ちょっと音ちゃん!!」
返事がないただの屍のようだ
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返事がないただの屍のようだ
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返事がないただの変態のようだ
「変態じゃねーよ!!」
「あっしゃべった」
音は鼻から赤い液体を床にポタポタ落としながら志保のギャグに突っ込む
「とりあえず……ティッシュ使う?」
「うん」
音は鼻にティッシュを軽く詰めて鼻血を止める
首を軽くトントンと叩いて鼻血を出るのを止めている作業中にある女性がこんな事を思っていた
(まさかあの時にポケットティッシュを渡す事により好感度UPを狙い、更に恋愛関係にまでもっていかせようとする高等テクニック………あの女、できる!!)
(だが、私は音ちゃんに名前+ちゃん付けで距離を縮めている……大丈夫な筈だ。)
(だがもし!!……もしかしたら…あの女が音ちゃんの幼なじみみたいな関係だったら……私はそう、2枚目になってしまう!!)
(もし、幼なじみフラグが成り立っているなら私はそれを元に更なる行動をしなくてはならない)
(だが待てよ、あの二人がデキてたらどうする?私邪魔者じゃないか……)
「あの未来ちゃ……」
(ちょっと待てよ……あの女、音ちゃんの事をちゃん付けしてたわ。馴れ馴れしいもっと言い方があるでしょ、奴隷とか下僕とか)
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