俺の姉がこんなに過保護な訳がない

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トットッと音を鳴らしながら階段を登る 少し廊下を歩いて部屋に向かう途中、 下からは何故か、アッー!という声が聞こえる (何やってんだいったい……) 音はそう思いながらドアノブに手をかける ガチャ ドアを開けるとそこには見ていいのかわからない下着エプロンの志保がいる 「やっと来たぁ♪」 志保は音が入って来たのに気づき、音に抱きついて来た 音は志保の抱擁に戸惑う事なく避ける 志保は両手を上げて音の元へとまた向かう 音はベットの布団の中に入り込み、身の安全を確保…… 「できなかったみたいだね♪」 「!!」 布団の中に志保がいつの間にか入って来ていた 志保はニヤニヤしながら音の身体に抱きついた 「ねぇえ、どうして布団の中に隠れたの?」 「身の安全の為だ」 「でもベットの上だし……」 志保はキャハ♪と言いながら身体をくねくねさせている 音は志保をどけようとするがなかなか離れない 「どうしてお前は二人きりになると変わるんだよ」 「分からないかなぁ?好きな人と二人きりの時が一番楽しいの?」 「よくわからんが、離れてくれないか?」 「ねぇ……」 志保は音の胸の辺りに顔を当てる 「どうした?」 音は志保の頭を撫でながら聞くついでに剥がそうとする 「私のこと……どう思ってる?」 「俺は………」
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