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「ところで、姉さんは?」
音は柊に問いかける
柊はう~んと顎に手を当てながら何かを考えている
音は志保の隣のベットに座って、柊の答えを待つ
志保は少し顔を赤くしながら音から距離を少し開ける
「どうしたんだ志保?」
「な…何でもないわよ」
顔を真っ赤にし志保
音は首を傾げて、志保の近くに座る
「なるほどねぇ」
柊はそれを見てあいづちをうった
(こりゃあ好きになるかもね)
心の中で呟く
志保は顔を赤くしながらも、音から離れていく
「あっそうそう忘れてた」
柊は何かを思い出したのか、二人に話しかける
「お姉様が買い物に行くからついて来るか、調教されるかどっちがいいかって」
「どこでもついていきます」
「あなたはどうする?」
「私は……音ちゃんと一緒に調教され」
「志保も一緒に行こう!!」
音は志保の耳元に顔を寄せて耳打ちする
(お前、分かってるんだろ姉さんの怖さは)
(分かってるわよ、当たり前じゃない、だからあなたと一緒に調教を……)
(なぜ俺まで巻き込まれないといけないんだよ)
(男でしょ!?しっかりしなさいよ)
(わかったから、何か俺で手伝える事があったら手伝うからさ、な?)
(しょうがないなぁ……)
ほんの1秒の出来事だった
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