RPGツクーレ

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すると音は未来ちゃんの方へ振り返って 「今日の9時に俺の家に来てくれ、大事な話がある」 そう言って音は志保の後について行った 私は何がなんだかわからなかった 大事な話 何だろうか? 楽しみという好奇心と不安で一杯の恐怖心が私の心の中で生まれた とりあえず私は音ちゃんの家へ向かった 「これ、上手く出来てるな」 音はコントローラーを持ちながら未来ちゃんに話かける 「ほんと!?徹夜して作ったかいがあったよ!!」 「すごいよ、1日でこんなにできるなんて」 「私がRPGよ?面白くないわけないじゃない」 えへんと胸を張って自慢気に語る未来ちゃん 「でもさ、ちゃんと最後のオチは"アレ"にした?」 「もちろんよ♪するのが嫌だったけど」 先ほどのダルいくだりは とあるゲーム会社がRPGを作る楽しさとめんどくささを知ってもらうために制作したソフト RPGツクーレ これを使って志保を驚かせようとしている
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