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今日は志保の誕生日
年に一度の主役になれる日
それで俺たちはゲームを作った
いや今のもゲームなんだけどね
志保はテレビ画面を見ながら顔を真っ赤にして、その場にボ～としている
「誕生日………おめでとう」
「音ちゃん………」
これは俺の純粋な気持ち
俺は部屋の隅に隠してあった志保に渡すプレゼントを手にとった
「はい………プレゼント」
「へ？」
「ん？」
「キスじゃないの？」
「………………………はい？」
「今さっきのゲームみたいにしてくれないの？」
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