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「だって昔は軽かったよ？」
「それは最近食べ歩きが趣味になってて３キロ太ったなんて………は!?」
痛い視線を送る
「やめて、そんな目で私を見ないで!!」
「あんたが悪いんだろうが」
「だってピロシキ美味しいんだもん」
「食べ歩けるの？」
「うん」
「うんじゃないって、早く出て行きなさい」
ぶー、と口をタコのようにしながら香奈は部屋から出た
まったく、姉さんには困るよ
「さてと、着替えるか」
……
………
…………
リビングに到着
リビングには香奈が朝食の準備をしてくれていた
ご飯に鮭と味噌汁
なんてシンプルなんだ
俺はパクパクと口の中にご飯を入れていく
「そういえば音ちゃん」
「なに香奈姉さん」
「……子供できちゃた」
「ぶっ!!」
「冗談よ、ただの想像妊娠よ」
「それはそれでたち悪い」
香奈は笑いながらテレビ番組を見ていた
土曜日の朝はまったくもってのどかである
はず……
多分だが、家のノリはみなさまの家庭でも同じくらいな筈だ
(注、違います)
そうだよ、実はそうなんだよ
絶対俺の家が以上な事はない
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