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「香奈姉さん、自分の耳がおかしくなったのかも知らないけどさ。なんか今『おかえり』とか言わなかった?」
「あれ?香奈さんはおっくんに言ってなかったんですか?」
「ええ、忘れてた」
「おい、待て」
姉事情説明中…………
「親が海外出張中…………嘘…だろ……」
「嘘ついてどうするのよw」
「いや、だって………」
「そうそう、私、明日から仕事で出掛けるわね」
それって、つまり……………
『おっくん…………いいことしましょ』
『やめろ志保、俺はそれを望んでいない』
『なら無理やり、いや強制的に』
『言い直しても変わりないよ!!』
『ウフフ………』
『や、やめ。……アッーーーー』
ということになりかねない!!
この状況をなんとか回避しないと俺の身体……いや、貞操が危ない
俺は後ずさりしながら階段へと向かう
ガシッ
なにか俺の肩に手が乗る
振り返るとそこには志保が満面な笑みをしていた
嫌なよか……
「やらないか?」
んどころか既に悪いことが起きたw
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