青い眼の猫

猫たちの一番長い日

やがて
、私たちは大きな檻に ひとまとめにされ

トラックに乗せられる。

野良
「どこに連れて行かれるのですかね。」

長老
「さあ それは わたしにも わからない
ただ・・・」

野良「ただ？
なんですか？長老・・・」

長老
「ただ このトラックに乗って行ったもので
富岩運河に戻ってきたものは一人もいない。」
(檻の中が静まりかえる)

私たちを乗せたトラックは 一時間くらい走り ある場所に停まった。