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人間たちが
機械みたいなもので
檻を吊しながら
私たちを トラックから下ろす。
『これで全部か?』
はい 全部です。
(人間たちが なにやら喋っているのがわかるが よく聞き取れない。)
そのうちの一人の人間と私とが 一瞬目があう。
「まさかね~」
そう言いながら目をそらす。
私は 瞬間的に
「ニャ!ーニャー!ニャー!」と鳴いて見せた。
その人間は再び 私のほうを振り向き 近づいてきた。
そして
「おいっ この猫 アメリカの○○○って種類じゃないか?」
もう一人の人間も寄ってきた。
「おっぅ ホっ・・・ 本当だ
すげぇじゃん もらっちゃいなよ!」
長老が
よかったなって顔をしながら
私に
ほら・・・イッテきな!って感じで 合図を 送る。
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