ありがとう 仲間!

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人間が 檻から私を抱きかかえるように 取り出す。 「やっぱり 思ったとおりだ この猫 いい猫だよ 頭もいいしね」 次の瞬間 私は 思いっきり 人間の顔をひっかいた! 「アタターっ!」 人間がのけぞるように倒れ込んだ。 私「 野良 チャンスだよ!」 野良「おぅ! がってんだ!!」 人間たちが怯むすきを見て 野良を先頭に一斉にネコたちが 逃げ出す 全員脱出するのを 見届けて 長老も 檻から ゆっくりと 飛びだす。 長老「・・・!」 私 「 えっ 何? 聞こえないよ~ 」 長老 「 ありがとう! 仲間!」 その日から 長老は 青い目の猫を 仲間として 迎えいれた。 もちろん 仲間たちを人間から助けてくれたこともあるが・・・ 長老は 青い目の猫に あることを 託す決意をしたのであった。
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