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「い、いや…見ていない」
詰め寄るカグラに気圧されながらも、ジオは否定の言葉を発する。
するとカグラはパッと離れ、顔を緩める。
「そ、そうか!ならばいいのだ、うん」
カグラのほっとした顔は、明らかに乙女のそれである。
そんなカグラをネイアは温かな瞳で見ている。
カグラの気持ちに気付いていないのは、今やジオくらいだ。
「つれてきたぞー」
するとようやくアル達が来た。
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