日常の中の非日常

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言われた二人も顔を見合わせ、心の中で思った。 ───確かに 「いいんだよ!どうせ二人ともゲーセン初めてだろ?面白れぇから!!」 これでは二人が行かないと言うのではないか、と思ったアルは慌てて説得する。 「ほらほら行こうぜ!じゃあなお二人さん!」 アルはジオとレインの背中を押し、廊下を歩いていく。 「ではお二人とも、また明日」 「じゃあな」 二人は急かされながらも別れを告げ歩いていった。 カグラとネイアはしばらく呆然としていたが、やがて思い出したように、カグラが小さくなった背中に言った。 「じ、じゃあな!」
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