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悠美とおぼしき女性はこちらを見て少々顔を曇らせた。
同時に中島も俺に気付いたが、何事も無かったかの様に落ち着き払ってこう言った。
『皆さん、ご紹介します、こちらは私の二十年来の親友で風間雄一君といいまして、忙しいところをわざわざ駆けつけてくれました。』
大きな人の輪からパチパチと拍手がおこる。歓迎ムードの中、俺は血相をかいて中島と悠美に詰め寄った。
「悠美、お前なぜ中島と一緒にいるんだ?どこでこいつと知り合った?お、お前と中島は…」
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