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中学生「バカかお前は、この状況が理解できないというなら体で教えてやるまでだ!!」
…いや、本当にバカだよ中島君、火に油注いでどうすんのよ!
と、俺は心の中で叫んでいた。
中学生はいよいよその獰猛な拳の鎖を解こうとしていた。
その時中島が動いた。
彼は声の限りを尽くし雄叫びのごとく吠えた。
「中学生がカツアゲしてるぞ~」
何のひねりもない大声ではあったが効果はてきめんで、中学生達は蜘蛛の子を散らす様に逃げて行った。
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