好き?嫌い?

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「ど…どどどどうしたの?小堺さん…?」 必死に平静を装おうとするが残念。緊張し過ぎでガッチガチである。 その様子を見て少しキョトンとした小堺は、やがてクスリと小さく笑った。 (ま……真美夏ちゃんの笑顔…可愛すぎるッ!!!) そんな小堺の笑い顔を見た月乃は、まるで弾丸に心臓を撃ち抜かれたような衝撃を受け、数歩後ろによろけた。 「だ、大丈夫月乃くん!?」 そう言って、小堺は月乃の手を握り、腰に手を回して支えるようにした。 (~~~~~~!!!??ままママま!真美夏ちゃんがこんな近くに~~~!!!?) 「だだだだ、大丈夫だよ小堺さん……ちょっとお腹空いちゃっただけだからさ…」 「そうなの?…私今日サンドイッチ作ってきてるから、一緒に食べる?」 「ッッッ!!!??」 思わぬ小堺の発言に、目が飛び出てしまうのではと思うほどに目を見開き、驚愕する月乃。 寄り添ってくれているだけでも極楽気分なのだ。さらに昼食ご一緒とくれば、 (もう死んでもいい……)
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